十津川警部のスーパーヒロイン直子さんは「夜間飛行殺人事件」で初登場。
その夜間飛行殺人事件のなかで実は十津川警部には昔婚約者がいたという記述が。
それがイヴが死んだ夜という小説。
まだ十津川警部のキャラクターが定まっていなかった時代の本で、
シリーズの中でもいい出来だと思う。
内容は横溝正史の因習に囚われた家族の物語のようだけど
ちょっと舞台設定弱いかな。
絶海の孤島やら山奥の過疎の村ならともかく
長良川(岐阜)じゃ名古屋から電車で30分でいけるのである。
そんな因習あんな地方都市にあるもんかい、いまいち設定がよくない。
ドラマもあるけど舞台は九州になってた。
しかも十津川警部の婚約者の設定はどっかにいってた。
余談だが、夜間飛行殺人事件はどちらかというと微妙な出来の小説だった。
犯人の動機がめちゃくちゃ、トリックやあらすじはおもしろいのに
そんな理由で誘拐すんなや、というのが正直な感想。
導入はワクワクするのに、謎解きは肩すかし。


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