ファミリー劇場で「天使の傷痕」2時間ドラマ版を放送していました。
原作は聖蹟桜ヶ丘舞台でした。
ドラマ版は高尾が舞台になっていましたが、どうみても高尾山や近隣の縦走できる山じゃない。
吊り橋と砂防ダムの形から西沢渓谷のようです。
東高尾警察署なんてないよ。
住所変更したときに高尾警察署には行ってるけど、あんな建物じゃあないよん。
さらに犯人の動機が変わっちゃってるので原作を読んだときの衝撃はまったくありません。
差別うんぬんで変えざるを得ないのでしょうが、この作品の心臓とも言えるそこ変えちゃだめでしょう。
松本清張氏の「砂の器」もテレビドラマになったときにそもそもの動機が変更されましたが
おかげさまで薄っぺらい話になっちゃったでしょ。
現在にも通じる重い社会問題をすりかえちゃいけなかったのに。
犯人バカなの?
という感想しかないです。昔の演技派だった遠野凪子さんが出ているのがびっくり。
いい女優だったんだなあ。
この人最近テレビにうつると気持ち悪くて消してしまうほどですが
このまま女優として年を重ねてくれればよかったのに。
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